理想のカフェレーサーとは
ここのところ、お肌の乾燥が気になり始め、お風呂上がりに化粧水と乳液をまんべんなく顔にこすりつけるのが習慣になってきたカズです。
今回もこのブログにお越し頂きありがとうございます。
今回のお題「理想のカフェレーサーとは」ですが、世間一般の考え方というよりも、自分が独断と偏見で書かせて頂いております。
「そう、そう、俺も同じ!」と思う方、「いや〜、それは違いでしょ、、、」と思われる方、いろいろな考え方があるでしょうが、ひとつの考え方として肩の力を抜いて気軽な気持ちでお読み頂ける事を希望いたします。
「カフェレーサー」というジャンル、他のジャンルに比べかなり定義付けする事が難しく、形式というより表現方法のひとつであるという考え方が強いのでは?と自分的には理解しています。
ひとことで言うなら、バイクのフリースタイルです。
限りなくシンプル

https://www.opumo.com/magazine/roa-motorcycles-release-the-bmw-r80-custom-cafe-racer/
必要最低限のパーツ構成。
保安部品以外、走るために必要不可欠なものだけを残し、極力外観から排除します。
「足していくカスタム」ではなく、「減らす、または交換するカスタム」となります。
街乗りなどの短距離走行が基本ですが、もちろんツーリングで遠出を好む方々もいらっしゃいます。
その際サイドバッグやタンクバッグが必要だと思いますが、なるべく小さめでバイク全体のデザインを崩さない目立たないものが理想的です。
「フェンダーがないけど雨の日は?」と思う方々もいらっしゃると思いますが、雨の日は乗りません!
走り出してから雲行きが怪しくなったら、さっさとお家を目指します。
バイク全体が低重心

https://news.maxabout.com/modified-bikes/custom-made-1972-honda-cb250-cafe-racer-by-hookie/
サスペンションやフロントフォークの突き出しによるセッティングを施し、ローダウンします。
低すぎず、高すぎず、適度な低重心化を行い重量感を。
また、バイクを真横から見た時、一番高い位置にマウントされているだろうスピードメーター、タコメーターより、どのパーツも上に突き出さないように注意します。
特にミラーが突き出す場合がありますが、ショートステーを選択するか、バーエンドミラーに交換します。
キャブレター仕様のエンジン

http://www.bikeexif.com/1981-yamaha-xs650-cafe-racers
最先端というより、単気筒やツインのキャブ仕様。
750cc以上の大きな排気量では4気筒もありですが、個人的には単気筒やツインのエキゾーストノートが好みです。
太くリズムを刻むような歯切れの良い排気音が心地よく、ヴィンテージ感を強調してくれます。
キャブに付くエアクリーナーは大きく目立つものを装着し、バイク全体からの差し色になっていると良いと思います。
また、エンジン全体がキレイであり、入念なメンテナンスが施されているとバイク全体の見た目がグッと引き締まりますね。
テール周りの処理

http://www.bikeexif.com/moon-crawler-a-luxe-bmw-r100-from-ironwood
テール付近がスッキリしている事が大事です。
短めのシングルシートやソロシートに変更し、シートレールは極力短くします。
リアタイヤとシートレールの間の空間が極端に少ない (狭め) か、大きめ (広め) か人により好みがありますが、最近のトレンドとしてはSSバイクのような大きめ (広め) に処理している事が多いような気がします。自分も大きめ (広め) が好みです。
また、リアタイヤの最後部のラインよりシートレールが突き出すことは、デザイン的にあり得ないですよ。
足回りの処理

http://kickstart.bikeexif.com/wp-content/uploads/2019/02/1972-honda-cb350-cafe-racer-6.jpg

http://www.bikeexif.com/honda-cb750-cafe-racer-australia
カフェレーサー以外のバイクもそうだと思いますが一番お金がかかる部分です。
「チューン」または「デチューン」両方向どちらでもOKです。
バイク全体のバランスを見ながら、自分が表現したいスタイルの方向性をしっかり決めてカスタマイズしてある事が大事です。
主張したいと思う部分、皆に注目してもらいたい部分に注力を注いでパーツ選択&交換をするのです。
クラシカルな外観に「OHLINS」「SHOWA」「QUANTUM」や「NITRON」などのレースで活躍しているハイブランドメーカーのショックを装着してみたり、あえてディスク方式のブレーキをドラム式にしてみたり。
倒立フロントフォークカッコいいなぁ。。。
ホイールやタイヤに関しても同様です。
リムをワイドなものに変更してみたり、キャスト系ホイールをスポーク系に変えてみたり。
自分的には、「高砂エキセルリム」にパターン少なめ&少し太めのタイヤという組み合わせが好きだったりします。
しかしカフェレーサーなので、細めのタイヤを履き全体的にスリムな表現をしているのもとてもカッコいいですね。
カフェレーサー のカスタマイズとして特徴的なのは、先にも述べた「チューン」または「デチューン」両方向どちらでもOKというところです。
他のジャンルですと、極端な「デチューン」なんてきっとあり得ないですからね。自分がカフェレーサー に乗っていなかったら、こんな発想はなかったと思いますよ。
重視すべきは性能というよりも美観です。
ファッションもそうですが「オシャレは足元から」ですよね。
足回りに関しては、一番カスタマイズの方向性が幅広く、パーツの組み合わせ等で専門的な知識が必要な部分です。
走り出してからの安全性確保もとても大事ですからね。
電装系の処理

http://www.bikeexif.com/win-custom-motorcycle-ironwood-cb750

http://www.bikeexif.com/honda-cb500-cafe-racer-paal-motorcycles

http://www.bikeexif.com/1981-yamaha-xs650-cafe-racers

http://www.bikeexif.com/triumph-bonneville-t120-bobber
近頃ではLED化が流行ってます。
ヘッドライト、ウィンカー、テールランプ、パーツの大きさや取り付け位置によってセンスが問われます。
ヘッドライトに関してはハーレー系のバリエーション豊かなパターンのものが一斉を風靡している印象です。
上の画像では、シェルなしのまま取り付けを行っています。センスがいい〜!
もちろん従来通りの、ハロゲンや白熱電球、カラーバルブ系も充分健在ですが、時代の流れのせいでしょうか、LEDに押されている感が否めませんね。
ハンドルバーエンドに取り付けるウィンカーや、ループフレームに取り付けるラインテープ状のテールランプも流行りました。
また、メーター類は極力小さめでシンプルなものが理想です。フロント周りが重たい印象ですとイマイチですからね。
アナログメーターではなくデジタルメーターなども存在してきております。ん〜、なんてカッコイイんでしょ!
伝送系のパーツに関しては、時の流れで大きく進化を果たした部分ですね。
清潔感がある

http://www.bikeexif.com/honda-cb500-cafe-racer-paal-motorcycles
あえて錆感やミリタリー感を演出する「ラットスタイル」というワイルドな男らしいカスタムも良いですが、自分的にはメンテナンスがいき届いた清潔感を感じる状態がとても好みです。
愛車の洗車を怠ると天然ラットスタイルになってしまうので、いかに清潔感を出せるのか日々考えてます。
キレイが一番!!
現状の自分の愛車を見ると悲しくなります。。。。。
頑張ります。。。。。
バイクとライダーのサイズ感

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https://carpyscaferacers.com/we-want-to-see-more-girls-on-motorcycles/
バイクの美しさとは2種類あると思います。
1つ目はバイク単体での美しさ。そして2つ目は人が跨った(乗車)した時の美しさです。
カフェレーサー とは、バイク単体に対するジャンル名であると同時に、それに跨りライディングする人間の事もカフェレーサー と呼ぶと認識しています。
自分的に人とバイクのバランスが良い状態だと思うのは「バイクが大きく見えすぎない事」だと思っています。
もちろん、人が大き過ぎるのもバランスが良くないのですが、バイクが大きいのは個人的に好きではありません。
乗る人の体格に比べ、バイクがちょっと小さめかな?と感じるくらいが理想です。
上に貼りつけた5枚の画像のようなバランスが理想的だと感じています。
まさに人馬の一体感ですね。
奇想天外な発想

http://www.bikeexif.com/custom-ducati-michael-jordan-motorcycle

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http://www.bikeexif.com/vagabund-custom-bmw-r80-rt

http://www.bikeexif.com/nct-honda-cafe-racer

http://www.bikeexif.com/bmw-r100r-cafe-racer
前述したようにカフェレーサー とはバイクカスタムのフリースタイルです。
ですので常識を打ち破るような思いがけない発想をバイクにぶつけてOKなのです。
こんな考え方の魅力に引き込まれ、自分はカフェレーサーの世界にどっぷり浸かってしまったのです。
ちなみにベース車両となるものは非力な旧車だったり、生まれながらにしてエリートであり変化させる事に入り込む余地を与えない最新バイクだったりします。
固定された概念を一層し全てを飲み込んでいきます。
バイクとは走る喜びがあり、見た目の美しさを楽しむという乗り物。
カフェレーサー はさらにその域を超えた「芸術作品」という部分に到達できます。
まさに走る芸術なんです。
個人的に今後気になるカフェレーサー

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https://www.pipeburn.com/home/2017/11/13/honda-xr250-tracker-motard.html

http://www.bikeexif.com/custom-suzuki-dr-z400sm
今自分が気になっているのが、モタード系のカフェレーサー です。
ベース車両が「HONDA XR」「YAMAHA WR」「SUZUKI DR-Z」などです。
スクランブラーというダート系のカスタムがありますが、ベース車両が純粋なモタードという事がとても新鮮に感じてしまいます。
次目指すのは、これかな!!
まとめ
今回は自分の独断と偏見で理想のカフェレーサー というものを書かせて頂きました。
いかがでしたか?
賛否両論あると思いますが大きな広い心でご理解ください。
カフェレーサーとは時代とともに変化を続け、またその人その人の考え方により変化していきます。
最終的には自己満足の世界。
他人からの意見や評価に惑わされず、自分が理想だと思えばまったく問題ありませんよ。
あなた自身がカフェレーサーだと思えば、それがカフェレーサーなのです。
それが1番の「理想のカフェレーサー」ですから。
最後に自分が普段よく閲覧しているサイトと動画をご紹介いたします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
カフェレーサーファン必見!!絶対オススメですよ!!自分がよく閲覧しているサイト
ー 海外カフェレーサービルダーの作品満載!!【BIKE EXIF】ー
カフェレーサー仕様のSUZUKI KATANAが迫力の疾走!!カッコイイですよ!!