私がバイクの安全について気をつけている事
花粉のおかげでお肌がヒリヒリ&かゆかゆになってしまい、とうとう病院に駆け込み処方箋を頂いたお肌デリケート男のカズです。
今回も私のブログにお越し頂きありがとうございます。
今回は「バイクの安全について自分が気をつけている事」について書きます。
バイクは楽しい乗りもの。
人によって生きザマさえも変えてしまうような素晴らしい体験が待っているかも知れません。
自分も脳内思考の半分がバイクに支配されてしまいました。
しかしながら、世間一般に言われているような危険な乗りものであることは否定できません。
NEWSやSNSで二輪車の痛ましい事故を頻繁に目にします。
そんな記事やつぶやきを見ると、とても悲しい気持ちになります。。。。。
SNSでは本人に変わって遺族の方がご挨拶していたり。。。。。
バイクに初めて跨った時、希望と期待でいっぱいだったはずなのに、事故という結果に終わってしまうのは同じ二輪車に乗る人間として、とてもとても残念な事です。。。。。
安全にバイクに乗る事?そんな事、耳が痛くなるほど聞いたし、知ってるよ、、、。と思われる方々が大勢いらっしゃると思いますが、今一度この記事をご参考にして頂けると自分的にはとても嬉しいのです。
バイクは人に幸福をもたらす乗りもの。災いをもたらしてはならないのです。
過信、慢心が災いを引き寄せる基本部分
以下の3つがバイク事故の
ほぼ大半を締めます。
分かってはいるものの、経験や年齢に違いはありますが、バイクに跨りスロットルを握った瞬間からその意識が半減してしまいます。
1. スピード
速度の超過が一番安全確保を妨げる要因です。
これをお読みになっている皆様が一番よく分かっている事。
しかしながら、残念な事に特に二輪車はこの欲求を心の底からジワリジワリと引き出してしまいます。
バイクは急に止まることが出来ません。
バイクは急に曲がることが出来ません。
速度が上がれば上がるほど安全から遠のき、災いに近くなって行きます。
自分は、完全に安全が確保できる状況下ではない限りスピードは控える事に注意しています。
2. 自分の力量
自分の力量を知る事は結構難しい事です。
現状維持でもダメですし、徐々にアップデートしなくてはいけません。
誰もが自分の力量を信じ、愛車を自由自在に操りたいと思いますから。
または、そんなライディングスキルを周りにアピールしたい。
ただ、やはり物事には経験が必要であり、すぐには上手にできないものです。
自分の力量を知る事の基準として、その行為を始める前に迷いがあるか、怖いと思うかだと思います。
力量を信じすぎる過信や慢心がいざというときの判断ミスとなります。
無理をしない事です。
3. 愛車の健康状態
整備が行き届き愛車が健康である事は、あなたの命を守る事の土台となります。
ライディング時の操作命令がうまく伝わらない様では元も子もありません。
バイクの怪我や内臓疾患による部品の破損やガソリン&オイル漏れがあっては安全な走りを保証できません。
異変に気付いたら、乗車することをやめるか、修正しましょう。
バイクの悲鳴は、やがて乗車しているあなたの悲鳴となります。
修理代が高くついても、それは安全を買っているのですから安いものです。
私の愛車は完璧から程遠い状態ですが、走る事に関してという部分ではかなり神経を使っております。
また、自分自身がブレーキシューの確認、オイル交換、各部品のボルトやナットの緩みを確認できたりすると尚良いと思います。
また普段の小まめな洗車、これは最強のメンテナンスです。
自分の愛車の状態を普段から分かっている事がとても大事ですよ。
以上の3つは当たり前のように皆様ご理解している事でしょう。
しかしながら、残念な結果の大半は「過剰なスピード」「力量の過信」「バイクの整備不良」なんです。。。
ここからがこのブログの本題「私がバイクの安全について気をつけている事」です。
わたくし主観の安全確保に対する考え方となります。
賛否両論だと思いますが軽い気持ちで読んでくださいね(^_-)♡
おかげでリターンライダーとなってから、安全な状態を保ち、満足なバイクライフを送っています。
住宅街や人通りの多い場所での走行
住宅街や人通りの多い場所では、バイクの騒音を気遣い静かに走るように心がけがちです。
普通はそうだと思います。
しかしながら自分は違います。
静かに走りません。
もちろんアクセルを必要以上に開けたり、速度を上げたりはしません。
速度は落としますが、ただただ排気音を意識せず普通に走ります。
なぜなら、住宅街や人通りの多い場所にはご老人や、子供達がいる可能性が高いからです。犬などのペットも。
なのであえて自分の存在を気付かせ、危険なものが近付いて来るという意識を早めに持ってもらうためです。
「それはバイク側が気をつければ良い事でしょ?」と思う方々が大半でしょう。もちろんそれが正解です。
それでも残念な事故が多々起きているのです。
バイクの排気音は四輪に比べ大きく、ビッグバイクだと静かなようで重低音が響きます。
しかしながら騒音と安全を天秤にかけた自分なりの答えです。
※マフラーの違法改造はダメですよ。また深夜は寝ておられる方がほとんどですからお静かに。。。
キープレフト走行はしない
バイクは基本車道の左側を走らないと。。。。。と思う方が多くいると思います。
実はその規則は原付だけのお話のようです。
小型の125cc以上になれば一般道で四輪と同等のレスポンスで走れますよね。
しかも車道の左側だけなんて物理的にも走行幅が狭まり逆に危険です。
道の端には側溝があったり、舗装皺があったりと二輪車の苦手な環境が多々あります。
また、近頃の競技用自転車ブームを楽しむ方々の増加により、車道の左側は混み合っています。
なので堂々と車道の真ん中を走るべきです。
実は自分がキープレフト走行しない理由はそれだけではありません。
四輪や、他の二輪車との並走を避けるためです。
並走ほど自由度を制限される事はないですからね。。。。。
割り込ませません!!
その代わり交通の流れの邪魔をしないように気をつけます。
周囲との温和な関係を心掛ける
自分の周囲を走っている四輪や二輪との関係を温和な状態に保ちます。
道を譲ってくれたら挨拶。
逆に道を譲ってあげる。
挨拶されなくても気にしない。
車間距離をとる。
ぶち抜かれても、気にしない。
急ブレーキ、急加速、急な車線変更はしない。
ちょっとした危険な行為をしてしまったら、先に謝ってしまう。
手振り、身振り、頭をペコリ、意思が伝われば何でもOK。
運転するということは意外と脳内フル回転ですので、一時的に神経質になり気が立ってしまう方々が多いと思います。
ですのでちょっとした事で今流行の煽り運転などが起こってしまうのではないでしょうか。
人としての基本は挨拶!
些細な事でトラブルを起こす事は何の損益にもならず、ただ時間の無駄です。
四輪車からの目線を意識する
私は四輪車も二輪と同じくらいの頻度で運転しています。
ですので四輪車側の気持ちも理解しています。
正直言いまして、二輪車が自分の周囲を走っていると気を使います。
特に自分の後方を走る二輪車にです。
車間距離が充分か、左側からすり抜けて来ないか、または右から追い越しをしようとしてないか。。。
左折したいが、左側から二輪車が迫って来ていないか。。。
四輪車側は二輪車が小回りを効かせて走れる事を知っていますので、無意識のうちに存在を確認しておきたくなり、前方に集中出来なくなります。
もちろん安全を保つ為です。
二輪車側からすると、「大きくて遅い障害物」と四輪車に対して感じる時も人によりあると思います。
意外と双方一瞬のストレスを抱えながら走っている事が事実だと思います。
ですので二輪車に乗っている時、私が意識をしている事は「車間距離を十二分にとる」「四輪車のバックミラーで自分の存在が確認ができる位置を走行する」「威嚇を誤解させるような態度や走り方をしない」です。
何よりも互いが安心できる関係を作る事を意識しています。
速度を落としている、または停車している車やバイクに注意する
急に速度を落とす、停車しようとしている、停車しているがハザードなしでテールランプが灯っている四輪や二輪を前方に確認したら気を張ります。
このような場合考えられるのが、前方に障害物があるか、目的地を探して迷っている場合が多く、予想もできない動きをする可能性が高いからです。
特に目的地を探し迷っている場合、運転よりも目的地探しに注力を注いでいます。また、同乗者もそちらに注力を注いでいます。
周囲の交通からのプレッシャーもあり、冷静ではないはずです。
ですので、目的地を発見できた瞬間に、咄嗟に路上のモラルを反する動きに走る場合があるのです。
これは初心者やご老人に多く見られる傾向です。
こんな場面では、私の場合速度を落とし、単純に追い越さないようにしています。
リアブレーキを上手く使う
リアブレーキを上手く使っていますか?
フロントブレーキだけで止まろうとしていませんか?
基本的にバイクはフロントブレーキで制動すると言っても過言ではありませんが、それだけでは制動距離が長くなるばかりです。
リアブレーキはそのアシスト役。
減速時のフロント荷重過多を防ぐ効果があると言われ、バイクを止める為というよりも車体前後の荷重バランスをコントロールする為に使うイメージです。
特に急制動した時、リアブレーキのありがたみをとても感じます。
ちなみに自分は、リアブレーキだけポンピングしたり、コーナリング中も軽くリアブレーキをあてたりしてます。
実は私、過去に峠を攻める走り屋をやっていまして。。。。。。
その頃に得た教訓を今でも。。。。。という感じです( ͡° ͜ʖ ͡°)
タイトコーナーより緩い高速コーナーが危険
実はキツいタイトなコーナーよりも、緩く見渡しの良いコーナーの方が危険です。
自分の今までの経験からそう言えます。
なぜなら、コーナー進入時、緩いコーナーよりも目の前に現れるタイトコーナーの方が恐怖を感じるからです。
タイトコーナーに恐怖を感じるという事は「無理をしない」「安全に備える」という心理状態になるという事。
しかし、緩いコーナーに関しては違います。
「今の速度で侵入できる」「大丈夫そう」と感じます。
ですが実際は違い、思った以上にキツく感じ曲がりきれない。。。と気づきブレーキングに至ります。
重要なのは、コーナーに侵入する前に準備が出来ているかです。
緩い高速コーナーは侵入してしばらくしてから危険に気づき、それから準備をしようとします。場合によっては手遅れです。
二輪車はコーナーリング時、車体がバンクしている状況下でのコントロールがほぼ不能になったりします。
極端なブレーキング、極端な体重移動も制限され半分以上バイクにお任せ状態になります。
motoGPライダーでさえ、コーナーリング時のバイクコントロールは難易度が高い!と言うハズです。
ちなみに、緩い高速のコーナーリングでの失敗は自爆でも大きな損失となる可能性が高いです。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
以上が自分がバイクに乗る上で「私がバイクの安全について気をつけている事」となります。
いかがでしたか?
実は過去にバイク仲間を二人も亡くしています。
自分自身もたくさん事故を起こし、両膝を縫い、肩には今だに古傷が残っています。
ですので少しでも参考になればと思い書きました。
先にも述べましたが「バイクは人に幸福をもたらす乗りもの」
これ以上痛ましい事故は起こして欲しくありません。
私と一緒に世間一般のバイクに対する印象を少しでも良くしませんか?